別府鶴見(1)

 2020/01/30

 

写真:2020/01/30撮影。バス停ゴルフ場入口から鉄輪越しに日出町を望む。

 

 

 本日は、やまなみハイウエイのバスサービスがない場所を見物することにして、まず扇山団地行のバスに乗り、ゴルフ場入口で下車した。

 

 素晴らしい絶景が待ち受けていた。上の写真の手前は鉄輪(かんなわ)温泉地帯で、左手のガラス張りの建物が鉄輪バーデンハウス、中央の高い建物はホテル山水館である。右手の丘の上に鎮座するのは貴船城。別府湾越しに眺められるのは日出町(ひじまち)だ。

 

 今日はここから出発して、鶴見地区、竹ノ内地区を歩く。

 

 画像:GoogleMap, 2020 赤線が本日歩いた区間。青線はバス利用。

 

 

 道はずっと下り坂で、身体に負担がかからない。

 

写真:2020/01/30撮影。左に見える大きな白い橋は東九州自動車道の別府明礬橋。右の丘の上に見えるのは先日訪ねたANA Intercontinental Hotelである。ご覧のとおり、やまなみハイウエイにはほとんど車が走っておらず、閑散としている。

 

 

 歩き始めてすぐのところにスーパーセンターがあって、入ってみたら、品ぞろえが良く、値段も安かったので、ここで買い物をした。

 

写真:2020/01/30撮影。道路沿いの竹ノ内地区には温泉の噴出地区があり、壮観だ。

 

 

 

 写真:2020/01/30撮影。出来立てほやほやのアイベック地熱発電所がある。

 

 

 まさかこんな温泉地帯の真ん中に地熱発電所があるとは想像していなかった。地熱発電所とは筋湯温泉にあるような巨大な施設だと思い込んでいたからだ。

 

 調べてみると、アイベックという会社は九州の熊本、大分県で再生可能エネルギーを利用した小規模発電を事業内容とする会社で、まあ、端的に言えば、ソーラー発電とこの地熱発電を実験的に起業化している会社だ。

 

 画像:アイベック資料から

 

 

技術は

 

米国のジェットエンジン製造メーカー「プラット&ホイットニー社」が開発したバイナリー発電システム「PureCycle280」を2機設置しており、最大発電量560kWh280kWh×2機)の発電が可能です。これにより、一般家庭で使われる約700世帯以上の年間電力消費量を発電することができます。発電所の敷地面積は2360平方メートル 。年間発電量は389kWh、年間売上では約15000万円を見込んでいます。(引用:)

   

 使用する熱媒体pentafluoropropane すなわちR245fa。通常発泡剤として使われている発泡助剤です。

 

 

 

投資金額は5億円だそうですから、機器上のトラブルがなければ、投資金額の回収は迅速にできると思われますが、この手の小型プロジェクトの難点は技術トラブルが発生した場合の保全人員の確保と修繕費用です。トラブルなしにうまく進めばよいのですが。