2023/04/02
昔から三保の松原と学校で教えられていながら、私は今の今まで美保の松原には行き損ねていました。何年か前に久能山東照宮に行ったことがあるのですが、その際に寄ればよかったのに、ツアーでなくて一人旅だったので、しんどくて行かずに東京に帰ってしまったのです。今回は美保の松原をツアーで訪ねることができるというので、大変楽しみにしていました。
Wikipediaからお借りした空中写真が上です。美保の松原は清水の街から突き出た砂州に生えた松原を指し、ここは昔天女が降り立った場所であり、富士山とマッチして「とても美しい」絶景だと聞いていましたので、生きているうちに是非訪ねたいと思っておりました。
土産物屋に飾ってあってポスターを写真にとっておいたものですが、こういう風に見事な富士山が見えるはずだったのです。
残念ながら本日は春霞で富士山は隠れていました。それは兎も角、
到着早々添乗員の方が抜かりなく肝心の場所で写真を撮ってくださいました。
海上から飛来する神様がこの松を目印にするのだそうです。
伯良の昔話は上の通りで、やはり富士山が見えなくてはならないのです。残念。
接ぎ木による次世代の羽衣の松がすでに用意されていました。
ここまで来たら、つい海岸に出てしまいます。
広島から来られた仲良し夫婦。
波と戯れる子供たち。
今日の美保の松原で見かけたミス・ビューティフルNo.1。
じっと見ていると吸い込まれそうな魅力。
この美しさ。
先ほどのミス・ビューティフルと彼女の友達。
松林の中に羽車神社というのがあるのだが、特に訪ねず。
神の道を降りていく一行。こうしてみると、このツアーはお爺お婆団体ですね。全員かなりよぼよぼですが、これでいいのです。私はこの団体のなかでも、最高齢らしいですから、人のことは悪しざまに言えません。
坂道を降りたところに茶店があって、右へ真っすぐ進めば神の道なのですが、神の道へは進まず、茶店へ寄ってしまいました。
あべ川もちを売っています。
降りてきた神の道を振り返る。しっとりした雰囲気があって、私は好きです。
PS ついでに安倍川餅を調べておきましょう。
安倍川東岸に、創業文化元年の元祖安倍川もちの「石部屋(せきべや)吉五郎」があります。きな粉に駿河の白砂糖をかけたもの、あんこのもの、いずれも親指大の餅ですが、昔駿府の人たちが西へ旅立つときは、石部屋で別れの酒宴を催し、上戸党はわさび醤油でも食べたそうです。
現在でも店先では、からみ餅として、わさび醤油で食べることができます。きな粉やあんこも美味ですが、店先で食べる「わさび醤油」、これは江戸っぽくておいしかったです。
(引用:東海道名物「安倍川もち」をわさび醤油で(静岡) | 旅のひろば | ワールド航空サービス (wastours.jp))