紅葉の岡城址

2019/11/20

 

 

 朝目が覚めたら7時少し前だった。急いで別府駅へ行き、7:44発の普通列車で大分駅に向かい、大分乗換で8:09発の豊後竹田行の普通列車に乗る。豊肥本線は電化されていないからディーゼル車で、二両編成なのだが、発車するときにゴーッという重々しい大きな音がして車体から煙が噴き出す。

 

 

 豊後竹田駅には9:27予定通りに到着した。観光案内所で聞いたら岡城址へ行くバスは10:05発だという。歩いてもそう遠くはないのだが、きょうは一日歩き通しとなる模様なので、バスに乗る。¥150。入山料は300円で、巻物形式のパンフレットを渡される。切符売り場で竹杖を借りて早速歩き出す。

 

 画像:鉄砲方詰所跡に土産物屋がある。日田の下駄とか編み笠とか竹製品とか。

 

 画像:岡城址への登り口。左へ進む。かなりの急坂で老人には辛い。

 

 

 かなり登った先から紅葉が始まる。

 

画像:ここが大手門跡。写真を撮るのが難しいほどの急勾配だ。

 

画像:大手門跡から西方を眺めると、(右)阿蘇山の高岳1592mか? 手前左は根子岳1433mか?

 

 

 さてこれで城郭が在った高台に登りついた。あたり一面紅葉が美しい。

 

画像:自撮りではありません。近くにいた女性に

             シャッターを押してもらったのです。

 

 画像:城代屋敷跡から谷を越えて対岸に見る石垣は家老屋敷跡(覚左ヱ門)。

          遠方の山は久住山連山。 左から、久住山1787、中岳1791、大船山1786m

 

 画像:本丸跡への入り口

 

画像:岡城址パンフレットから抜粋。在りし日の本丸。

 画像:岡城址パンフレットから

 

 

 途中でカメラのバッテリーが切れてしまった。一旦は撮影を諦めたのだが、帰り道で、「そういえば、携帯で写真が撮れるんだった」と気づいた。が、携帯のカメラの操作方法が分からず、四苦八苦する。典型的な老人病だ。

 

とはいえ、豊後竹田には今回も感心しましたよ。こんなに美しく、旅情を掻き立てられるお城跡まであるのですからね。(先の豊後竹田報告を併せ参照してください。)

 

 

 帰りは駐車場でタクシーを呼んでもらって、バス駅の竹田温泉花水月まで帰りましたが、ここは温泉ではなくて沸かし湯だから、入湯せず。売店でお弁当を¥520で買って昼食にしました。だって、二階のレストランは週日は閉めており、土日しか営業していない、というんですもん。

 

画像:画面左の大きな建物が竹田温泉花水月。特急バスはこの建物の前で停まる。

 

 

 帰りの大分駅行きの特急バスは熊本-大分間を結ぶもので、普通列車と同じくらいのスピードで走る。大分駅近くの駅は要町(かなめちょう)といって大分駅のすぐ近くである。

 

 大分駅405分発の電車は、学校帰りの学生たちでひどく込んでいた。でも、無事に帰ってこれたので、ヤレヤレ。

 

 

 

 

PS

 

 

 歳をとって重い物を持ち運ぶのが面倒くさくなってきた。そこで重量230gCoolpix W130を買った。型落ちで安かった。でもファインダーがないので構図が作りにくい。そこで構図にはかまわずいい加減に撮って、あとでPhotoshopで調整することにした。大画面のカレンダーを作るのではないのだから、これで充分である。

 

 

 

 では皆さま、ご機嫌よう。