河津桜・津久見 2

2019/02/16

 約2時間見物して、津久見駅前へ戻り、駅前の小料理屋源兵衛で降ろしてもらう。

 画像:GoogleMap, 2019

 

 

このお店の海鮮丼は¥1780だったが、とても美味しかった。満足。

 

画像

 

 ところで駅のホームから見えた巨大な工場なのですが、これは太平洋セメント大分工場です。

 

画像: 海側から見た工場。紅白の煙突の左に立つのがプレヒーター。  その左に巨大なロータリー・キルンがあるはずだ。

 

巨大な航空母艦のように見えます。昔は小野田セメントといったそうですが、日豊本線も遠慮してこの工場を遠回りしています。

 

画像:太平洋セメント大分工場 

 

 

 この工場を東方上空から眺めますと次の通りです。まことに巨大な採掘場とセメント工場の複合体です。これこそ津久見なのです。

 

 津久見湾はリアス式海岸で喫水が13mと深く、大型船も入港出来、かつ背後に石灰石の山があることから、津久見がセメント工場になったのです。規模からいえば、日本で一番か二番目に大きいセメント工場です。

 

画像:津久見市。太平洋セメント大分工場

 

 

 このセメント工場は見学することはできません。が、工場の提供するヴァーチャル・ツアーを見ることはできます。

  

 

セメント工場バーチャルツアー

 

 

 鉱石採掘からセメント製造までを解説してくれる。破砕した鉱石をトラックで輸送するのではなく、地中深くに構築した坑道とコンベアで輸送するところが凄い。圧倒的な迫力がある。また、セメント工場の巨大なこと。腰が抜けますね。

 

画像:太平洋セメント大分工場 石灰石鉱山 

 

  

鉱山の説明:

 

 一般の方による鉱山見学につきましては通常お受けしておりませんが、毎年10月に開催されます「津久見市ふるさと振興祭」にて鉱山見学会を実施しております。

 

詳しくは津久見市ホームページ又は津久見市報をご覧ください。

 

【津久見市ホームページURL

 

  

 私たちは工場見学はできませんが、学生にはインターンシップとして工場見学会を実施しているようです。(参照

 

  

  

 いや、素晴らしい景観でしたね。津久見という場所は日本に二つとないセメント工場もありました。

 

 吃驚して本日の桜見物を終えました。いやはや。

 

 

 

 

 

 

PS

 

 ここと対照的なのが、山口県の宇部興産だ。石灰石の輸送のために片道30kmの専用道路と80t積みの専用ダブルストレーラーを設置しなければならなくなった。

 

画像:宇部興産 宇部セメント工場 

 

「宇部興産専用道路(総 延長28.27km,片側2車線(計4車線))」を介して, 伊佐工場から80t積みのダブルストレーラーにより 石灰石を受け入れています(写真2)。

 

 

写真:同上

 

 

ダブルストレーラー

 


 

 

 

宇部興産専用道路

 

 

以上。