2023_02_28 鉄輪散歩

2023/02/28

 

 今日も快晴だ。なんと気持ちがよいことだ。上の写真は別府公園だが、私の家から3分だ。東京にはこんな環境の場所はない。私は恵まれている。早速に散歩に出発だが、今日は3番のバスには乗らない。いつも歩く場所は避けて、鉄輪に行ってみよう。

 

 だから今日は5番のバスで出発時間は7:27だ。

 

 

 海地獄で降りる。

 

 

 海地獄前からゆるい坂を下りてくる。山荘神和苑という四つ星ホテルの前を通り越すと、かまど地獄に出る。郭沫若の碑だとかなんとか色々建っている。朝日に照らされて美しい。

 

 

こんな美しい場所に住んでいることを実感すると、幸福感が溢れてくる。このあたりは温泉蒸気の噴出孔やらパイプが沢山ある。上の写真で黄色の旗が見える場所は、かまど地獄だ。詳しくはかまど地獄公式HP » かまど地獄の見所 (kamadojigoku.com)を参照のこと。私自身は入ってみたことがない。

 

 

 バス道路を越えてみゆき通りに入る。左手に鬼山地獄。通称ワニ園だ。鬼山地獄 (tabi-mag.jp)

 

 

 

 【別府 白池地獄】の前に鉄輪バーデンハウス鉄輪バーデンハウス|おおいたマンションテラス (oita-mt.jp)がある。元はホテルだったのだけれど、今は分譲のマンションになっている。分譲のマンションというけれど、でかい温泉プールつきの分譲マンションなどというのはなかなかにない。私はいつもここにくると、玄関前の広場で背伸びをする。とても解放感があって、愉快だ。下に温泉プールの建物があって、一度入ってみたいと思うが、実現していない。

 

 

 亀の井バス鉄輪バス停を越えると、いでゆ坂に入る。道路から蒸気がもくもくと噴き出している。

 

 

 私自身の感想なのだが、平安時代の貞観9年に(西暦867年)鶴見山の大爆発があって、このあたり一帯は土石流に呑み込まれた。この土石流の下に温泉が隠れて流れているらしい。四国の人たちはこの土石流が伊予海峡の下に埋まっていて、温泉はその下を流れて道後温泉まで達しているのだという。ありうる話だと思っている。参考:火売町(ほのめちょう)

 

 

 坂をさらに下がっていくと、永福寺がある。ここは鎌倉時代中期に一遍上人がきて、念仏踊りをした場所だ。

 

 

 その下に鉄輪むし湯鉄輪むし湯|別府市 (city.beppu.oita.jp)がある。この蒸し湯も一遍上人が絡む。

 

 

 いちど入ろうかなあ、と思うも、入っていない。別府にいると、身体が見違えるように健康になり、身体のどこにも不都合な箇所がないようになるから、蒸し湯への入浴も見合わせている。健康状態が保ててまことにありがたい。私の家族はよく私を別府に定住させてくれたものだ。感謝!感謝!

 

 

 私はそこからさらに坂道を下がり続け、別府大学の前を通り、セブン・イレブンでお握りを一個買い、コーヒーを飲み、JR別府大学前の踏切を渡ったところで、9:55発の大分行列車が来たのでこれに乗り、別府駅に帰ってきました。

 

 とても爽快な散歩でした。まるで温泉の上を歩いているような気分になりました。歩道から湯気が吹き上げているのです。吃驚!

 

 

 

 では皆さま、御機嫌よう。