2024/05/09
あまり身体の調子も良くないというのに、今日は大分県の南端である佐伯市に出かけて来た。
別府市に住んでいる私にとっては、行きにくい場所だ。今朝私が乗ったように、別府駅を8:52に出発する鈍行列車に\1500出して乗れば、10:41に佐伯に着く。でも8:04発の特急にちりん3号に乗れば、9:25に佐伯駅に到着しているはずなのだ。この汽車を逃せば、あとは大分駅始発宮崎空港行の特急にちりんに乗らざるを得ない。
日豊本線は大分駅から先は別扱いになっていて、特急にちりんに乗るためにはまず、大分まで鈍行で向かわなければならない。乗り換えが不便だから、いままで佐伯を訪問する気がなかった。それに佐伯はスイカが使えない。
画像:駅前の観光案内所でいただいた佐伯市地図の一部である。
短いトンネルを潜って、汽車は佐伯駅に到着した。
画像:画面左端に観光案内所がある。駅の右端にはファミマがあって、買い物には便利だ。
勝手が分からない場所に着いたら、まず観光案内所と相談することだ。奇麗なお嬢さんが親切にかつ的確に案内して下さった。
まず、駅前の道を港に向かって歩き、港まで行くと、さいき海の市場〇がある。この海の市場〇の手前に寿司屋「鮮度一番」があるからここで寿司を購入せよ。とても人気がある寿司屋だから、今すぐ向かったほうが良い。売り切れになる前に買っておくことだ・・・・と説明された。
写真:「鮮度一番」の入り口
さっそく中に入ったら、沢山の人が入っている。売り場が沢山あるのだが、お目当ては一番奥にある寿司の売り場だ。
上の写真で見られるとおり、客はビニール手袋をはめて、自分の好きな寿司を寿司皿の上に取っていく。
うにやいくらは\300。さわら\200とか、活あじ\200とか、いろいろあるけど全てが新鮮で分厚く、安い。だから皆さん適当に選んで皿の上に載せていく。選び終わると担当の係員が蓋をして料金札を張り付ける。そして客はレジで支払う。流れ作業だ。目安だが、5割の客は支払いを済ませ、寿司を持ち帰る。家で食べるのだろう。残りの人たちは、私もその一人だが、支払いを済ませた寿司を手に持ち、二階の食事処へあがり、そこで食する。
なんというのかなあ、とても事務的だ。流れ作業の上に私が載せられていて、寿司折を持たされ、お金を巻き上げられ、二階へ送り込まれる。
二階から見下ろした「寿司一番」。
味噌汁は二階で買う。蟹汁は\230だった。
まことに無造作でぶっきらぼうな扱いだが、まあ、食べてごらんなさい。美味しいから。寿司は身が厚く、新鮮で、一つ一つがとても美味しい。私は満足しました。最近お寿司の美味しいというのは別府市の水天しか行っていないが、水天よりはるかに実力がある。ドンと腹に応える、という感じかな。