2022/04/05
注: 発電所マーク
これは一体どこの地図だ、と不思議がられるだろうが、実は別府市の一部である。場所は朝見八幡神社の上手で、右上の青色の部分は別府市水道局浄水場であります。
画像:別府発電所 別府発電所 - 大分県ホームページ (pref.oita.jp)
別府発電所の発電開始日がS41. 8.11(1966)ですから、設置以来56年経っているわけです。この水は裏山のトンネルを経由して、約20km先の大分川(標高差約20m)から引いているのです。
観海寺-浜脇道路から見る導水管の一部が次。
実際に発電している発電所がこれ。
発電所で使用済の水は浄水場に送られ、濾過され、出来上がった水道水はポンプアップされて、標高132mの高さに設置された巨大水タンクに貯水され、別府市全域に配水されています。
撮影:2020年3月8日
つまり、発電に使われた水は、次に水道に使われるという二重構造になっている。
今日は散歩の路がてら、導水管取り換え工事を朝見神社の下から遠望した。急斜面であり、古いパイプを取り外し下におろし、新しいパイプを運び上げなければならない。大分県企業局はこの作業のために、導水管の上部に鉄塔を組み立て、下の発電所横に作業所をつくり、ロープを渡して、作業員と機材の運搬を黄色い色のボートで運搬することにした。大工事だね。でも、作業を眺める方はとても楽しい。サーカスの軽業師が実際にこの難作業を目の前でやる面白さだ。工事関係者には御礼申し上げなければなりません。
私はこのあと、朝見八幡神社で、妻のために祈願して、浜脇への散歩を開始した。
ここのご神木は樹齢千年の楠の木です。
朝見八幡神社の裏手に標高220mの吉備山というのがあるのですが、この山は例年この時期だけ頂上付近で集中的に桜が咲きます。でも、どうやったらこの山に登って花見ができるのでしょうか。
このあとはいつもの散歩です。
別府でもっとも古いお寺、宝満寺。
宝満寺の薬師如来。
河内渓谷「裳裾の滝」横にある不動明王の庵を橋の上から覗き、
画像:河内渓谷に架かる橋。昔は別府の観光地はこのあたりだった。浜脇温泉の殷賑が湯脈と共に枯れ始めると、この河内渓谷も寂びれてしまった。
結局私は東別府の崇福寺(禅寺、妙心寺派)の横に降りて来て、特急列車を眺め、