2023_11_08
そういうことで、私の湯平訪問は残念なことに失敗した。2-3年のうちに復興するだろうから、またの機会に訪問することとしよう。
ではこのあとどうするか? 二つの選択肢を考えた。一つは大分市に出て、買い物をするか、あるいは湯布院見物をするか。
私は躊躇なく湯布院を選んだ。9:46発の湯布院行に乗ればいいのだ。
動画:湯布院行列車 https://youtu.be/tFhVOBpGTdU 珍しく黄色の列車がきた。
私は湯布院駅からタクシーを拾って金鱗湖にやってきた。金鱗湖といっても、一番奥の下ん湯に来たのだ。ここに在るのは道路沿いの岳本地区共同温泉だが、ここには入らずに金鱗湖の方角を眺めたのが上の写真だ。入り口に六地蔵幢が立っているのが好ましい。
懐かしい下ん湯だ。なにも変わっていない。
画像:湯布院 (lcv.ne.jp) 2009/11/17撮影。14年前の写真です。
なんと驚くなかれ、金鱗湖は紅葉の盛りだった。
金鱗湖畔には沢山の観光客が詰めかけている。
下ん湯で一風呂。料金\300。手前の浴槽の湯が適温だった。下ん湯は造りが良いのか、湯質が優れているのか、私にとってはちっとも違和感がなく、湯に柔らかく包まれている、という感じがする。湯心地は満点でした。
下ん湯を出て、金鱗湖の湖畔入り口に達する。もみじが美しい。
動画:金鱗湖 紅葉 https://youtu.be/FwHxfjtoDdE
金鱗湖の端っこにある橋を渡り、懐かしい亀の井別荘の敷地に入る。丁度11時過ぎだったので、レストラン湯の岳庵に入る。
さすがに亀の井別荘のレストランだけに客層が違う。私は鰻重と焼き銀杏、飲み物として柚子蜂蜜を注文しました。すぐさま柚子蜂蜜と焼き銀杏が持ってこられましたが、厚い塩の上にこんがり焼いた銀杏の美味しかったこと。なんでもぴか一ですね。このレストランは!
このレストランは最近リノベーションを行ったばかり、ということですが、一段高く設えたこの部分のことなのでしょうか。
錦秋。錦の織物のような風景で魂消ました。
西国土産 鍵屋。ここでお土産を買うのですね。外観上はもっさりとした建物ですけれど。
至るところ、錦繍ならざるところなし。私はまさに今秋一番のうららかな時期に来ました。
御宿亀の井別荘と記してある正門です。
左が亀の井別荘本館です。
亀の井別荘の門前、金鱗湖川に架かる橋。まるで夢の国みたいな雰囲気です。腰が抜けるような「美」の国です。誰もがうっとりしてしまいます。
水はどうかって? 次の動画をご覧になってください。
動画:2023/11/07 金鱗湖川と大分川の合流地点 https://youtu.be/MsZCkaqvrmQ
湯平で梯子を外された気持ちになっていた私は、湯布院でとてもとてもの遊覧気分を味わいました。湯の岳庵の食事も美味しかったし。湯の岳庵ではリノベーション記念だと言って、一年間有効の金券を頂きました。また来ようっと。