2023/04/13
今日は4月13日木曜日、温泉には入らないで良い日だから、いつものルートとは違うルートで散歩しようと決めた。朝9:37発の6番バス亀川行に乗り、別府大学前で降りた。
桜は散ったが、今度は八重桜が満開である。バスを降りてから海の方角へ向かって、ブラブラと坂道を下る。JRの踏切をわたり、国道10号線を越えて左に少し進むと、上人が浜公園に出る。この公園は松林の砂浜公園でいつも人が少ないから、私はどういう訳か安心する。
上の写真で、左のブロック積が展望台であるが、今日は展望台には上がらずに、この場所にあるベンチに座り、海を眺める。世の中は常に浮動するが、水平線だけはつねに不動で動かないから私は安心して海を眺める。心が整理されて落ち着く。ここは別府湾の中だから、波がほとんどなくて、ごく僅かな波だけが寄せてくる。これもお気に入りのポイントだ。
ここから海岸沿いに南方向に波打ち際の遊歩道を下がって行くと、別府海浜砂湯があるのだが、今日はどういう訳か砂場がブルーシートで覆われている。砂湯は本日は休業なのだろう。
だから足湯の場所も閉鎖されている。
いつもはこんな具合の足湯なのだが、サンフラワー・くれない - dousan-kawahara ページ! (jimdofree.com)
この場所を越えると、国際観光港だ。広大な国際観光港は次のような風景だが、今日はクルーズ船が寄港していないから、ガランとしている。
画像:GoogleMap,2023
まったくなにもない芝地を横切り、橋を渡ると、見えてきたのは別府観光港、
おっと! 今日の景色はいつもと違っている。サンフラワーが二隻ならんで停泊している。手前のサンフラワーは新造船のサンフラワームラサキで、奥に停泊しているサンフラワーはサンフラワーコバルトだ。二隻のサンフラワーが停泊することなんてまったくないのに。
サンフラワーコバルトは、総トン数が9,245トンなのに、ムラサキは17,300トンなのだから、総トン数で単純比較すると後者は前者の1.87倍だ。船の長さで比較すると、コバルトは153mなのに対し、ムラサキは200mだから、1.3倍だ。ムラサキは見上げる様な巨容である。
たまたま私はこの日別府港にきたのだが、あとで調べると、なんとこの日は、コバルトの最終航海日だったのだ。25年の歴史を終える日だったらしい。
次の動画はこの日の夕方、別府港で撮られたらしい。
【 引退します 】最後の航海に向けて出発進行!さんふらわあこばると - YouTube
もう一つの波止場、宇和島運輸別府ターミナルが高崎山を背景にして小さく写っている。
4月の陽気はついに紅色花水木まで咲かせてしまった。ハナミズキ - Wikipediaは北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られているそうですよ。別府公園前のスターバックスの花水木です。
別府公園前の鶴高通りの八重桜です。今が満開です。
では皆さま、御機嫌よう。
付記
ムラサキ関連の記事があったので、追記しておきます。
「さんふらわあ」なぜ“東西統合”へ? それが合理的な理由 2隻体制になったLNG燃料フェリー (msn.com)