10月に入り、急に秋らしくなってきた。寒くて、セントラルヒーティングの灯油ストーブが自動で動きだしている。
先日散歩から帰ってきて、煙突の具合に異常はないだろうなと、バルコニーの方へ身を乗り出して調べたら、軒下の最上部にスズメバチの巣が見つかった。巨大な巣で直径40cmほどもある。
だが、蜂の姿はまったく見えない。よくよく観察すると、上部と側部に大きな穴が開いている。どうやら、キツツキが穴を開けて幼虫と蜜を食べてしまったらしい。これまで注意していなかったので、まったく気がつかなかった。
翌日、梯子を二階のバルコニーに持ち出し、高枝鋏を使って、ハチの巣を切り落とした。案の定、中に生きた蜂はいなかった。蜂の巣の中央部の写真がこれである。
上の写真を拡大してみると、蜂の幼虫が見える。してみるとこの部分が、蜂の巣の中の産室だったらしい。家内が、「切り取った巣から来年また蜂が出てくる可能性があるから、巣は焼き捨ててしまいなさいよ」と言っていたのを思い出し、すべて焼き捨てた。やれやれ、山の家にはこんなことも起こるのだねえ。慣れない仕事で疲れましたよ。
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