2018/07/21
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都会に住む人たちには見慣れぬ光景だが、田舎暮らしの我々にはこの時期、必要不可欠の仕事だ。
草刈りをしなければ、庭は草がぼうぼうで見苦しいこと限りがない。だから、皆刈払機を使って草を刈る。
都会では庭があったとしても坪庭だから、手で草むしりをしたらそれで済むのだが、我が家は敷地面積が300坪だから、手による草むしりでは間に合わない。
別荘を持つ人で、刈払の時間が取れない人は、管理会社に頼んで草刈りをする。普通3万円も出すと、二人ほど人が来て一日で草を刈ってくれる。そりゃ驚くほど綺麗になる。年に一回の散髪みたいなものだ。
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別荘管理会社に頼むのでなければ、自分で刈る必要がある。最近「刈払機取扱作業者」という資格ができたそうだけれど、昔から私たちは「刈払」という作業には慣れているから、そんな資格は必要ない。上のような機械を買って自分で刈る。大体2から3万円する機械で、日本品ならマキタという機械が有名だ。
英語名はbrush cutter、あるいはweed whacker。外国品もたくさんある。どれも似たようなものだから、どれを買ってもどうという違いはない。ただ排気量22cc型と25cc型とがあって、22cc型を買うと力が弱くて、ナイロンコード・カッターが使えない。私はナイロンコード・カッターが好きなので今使っているのは25ccである。
金属製の歯もあるのだが、切った草が回転軸に巻き付いて動かなくなることが多いので、面倒だから、ナイロン・コードに変えた。音が小さいし、石回りの雑草もうまく刈れる。
服装はジーンズの上下。アクリルガラスの防護眼鏡を着用する。それだけ。
草刈りが終わったら、着ているものすべてを洗濯機に入れて洗濯をして、日なたに出して乾燥させる。
昨日まで約二週間ばかりかけて草刈りをした。私が60歳のころはわずか三日間でやっていたものが、二週間もかかるようになってしまった。昨年から体調が悪く、身体が病気でおかしくなっていて(とくに前立腺のほうが後遺症がひどい)、いまでも腰が痛いのだが、よろよろしていた。毎日2時間弱の草刈りを続けていたら、だいぶ元の調子に戻ってきた。やれやれ。来年からはもっと早く刈れるようになるだろう。
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毎日朝8時から二時間、草刈りを続けていたら、ラジオ体操で手が膝までしか届かなかったのが、かなり下まで届くようになった。有難い。