2021/09/30
栂池自然園の秋
随分前の写真だが、2008/10/08信州北部の栂池自然園まで車で出かけた。栂池というのは白馬岳の裾野。スキーで有名な八方尾根よりもまだ北なので、松本から延々とフォッサマグナ渓谷を走るのだが、青木湖を過ぎたあたりで、車の運転にうんざりしてくる。車外の風景も西部劇の舞台のように荒っぽくなり、美しい風景を期待して出かけた者には失望の気持ちが強くなる。
画像:地理院地図2021
だが、ロープウエイで山上に登れば、話は別だ。栂池自然園は山上湿地であるから、眺望は利かないものの、山紅葉が人々を圧倒する。
御覧のとおり、見事に美しい。
遊歩道が頑丈に構築されているから、老人でも心配がない。
自然園は高度の異なる二つの湿地から成り立っており、上の地形図中央の湿地は標高1850m、左の湿地は標高1990mですから、標高差が140mほどあります。私の朝の散歩道の標高差が130mで、これを登るのに40分かかりますから、まず散歩道程度の周遊ということになります。
ときどき雲の切れ目から射す光が、紅葉のコントラストを際立たせてくれます。
池塘- 池溏 (ちとう)は、湿原の泥炭層にできる池沼である。 高層湿原が形成される過程において、堆積した泥炭層の隙間が水で涵養された部分ができる。 これが池塘であり、周囲とは隔絶された環境であるため、独特の生物相ができる。池塘 | 登山の用語集 - ヤマレコ (yamareco.com)-も黄葉して見事に美しい。
紅葉見物には栂池は満点ですね。
ところで最近話題のポニーテイル。困ったものだねえ。
画像:news.yahoo.co.jp|1220 × 813 jpeg
なにが困った問題なのかというと、ICU在学中に生じた肉体関係にしがみついている意地汚さ。これは道義的感覚というよりも、本人の美的感覚の問題のように思える。
出来合い関係に出発して婚約し、またもや婚約関係にしがみついた貧困生活者の開き直り。
まったく日本人の判断基準から外れてしまっているゆるゆるの倫理感覚。
これらは、庶民にはどうにも受け入れられない。
最近まで総理大臣を務めていた人が持ち合わせたゆるゆる感だ。私はテレビでこの人が出てくると、「やい、ひっこめ、お前のような卑劣漢は死ね。死ね!」とわめき続けた。
どうにも虫唾が走る人ですね。
にも拘わらず、この問題は宮内庁が専一的に片付ける問題ですから、どうぞご機嫌を直して、今日一日気持ちよくお過ごしください。
でも次を読んでください。
同法6条で定められた一時金は、1947年の施行以降、結婚で皇籍離脱した女性には例外なく払われてきた。 算出方法は、皇族費の年間定額3050万円に、天皇の娘や孫の「内親王」であれば0・5をかけ、その10倍の1億5250万円、天皇のひ孫など「女王」はそこに0・7をかけた1億675万円が満額となる。
(Google [皇室離脱金]朝日新聞10/1(金) 18:10配信眞子さまへの一時金、不支給決定 小室さん就職で「品位保持は可能」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース)
女子皇族が皇室離脱するときに支払われる「皇室離脱金」は、なんと第二次大戦の二年後、1947年に制定された皇室経済法に基づき計算されるもので、その後のインフレは一切加味されていない。なるほど昭和22年には1億675万円は大金であったものだろうが、令和3年の1億675万円ははした金だ。サラリーマンの生涯賃金が3億円といわれる時代に、この「皇室離脱金」は時代錯誤もはなはだしい。
現在の宮内庁長官は、自分の給料がインフレ料率を加味された金額で支払われているから気がつかないのかもしれないが、皇室メンバーには戦後のインフレは無視して構わない、と考えているにちがいない。こんなアナクロ人種は即刻馘にすべきだ。
では皆さま、ごきげんよう。