蓼科紅葉2023

2023_10_23

 

 今日も快晴の紅葉陽気。ピアノの練習は済ませたから、胸を張って外出した。昔は車で近くを走り回っていたのだが、2019年秋に免許証を返納してから新たに取得した原付免許を使って、バイクで外出するのだ。

 

 城の平入口にあるごみ捨て場でゴミを捨ててから、気が付くと、ここの標高1500mの地点では紅葉が最盛期だ。

 

 他人(ひと)様は別荘地は軽井沢がベストというが、私はそうは思わない。ここ蓼科がベターだと思っている。karuizawa (lcv.ne.jp)は行って見ればわかるが、湿気の激しい場所で、寝具がベトベトになる欠点がある。またあそこは針葉樹ばかりで、紅葉が見られない。軽井沢で紅葉を楽しめるのは局地的に雲場池だけだ。それに温泉もない。

 

 

 それに引き換え、蓼科は上の写真で見られるように、秋の紅葉が凄まじい。

 

 

 たった一本の楓だが、気品がある。

 

 

 蓼科湖まで降りると、湖畔の紅葉が凄い。下の写真で中央にみえるのは蓼科山だ。

 

 

 これでもかこれでもかと紅葉が迫り、水面に映える。遠くにみえるホテルの彫刻公園 (lcv.ne.jp)はこれまで茅野市の管理下にあって入場無料だったが、最近ホテルに戻され、入場料\800が請求されることになった。残念だ。右側の山が横岳だ。

 

 

 本当なれば蓼科は紅葉鑑賞地として日本一で、外人が押しかけてYouラッシュになる筈なのだが、SNS知名度がまだ低いから、Youに邪魔されないで、紅葉が楽しめる。

 

 

 この場所はTiny Garden蓼科の前だ。昔は小さな温泉旅館だったのが改装されて昼食が摂れるようになった。

 

 

 Tiny Garden蓼科のTiny Gardenだ。ここも紅葉でいっぱい。

 

 

 紅葉狩りを終えて、私は茅野の街のスーパーBIGまで降りてきた。私はここで買い物をする。

 

 

 何を隠そう、柿を買いにきたのだ。あったあった。よく目を凝らすと、奈良県産の柿だと書いてある。そういえば、奈良県の五條市は柿の産地で、柿の葉寿司が生まれた場所でもあります。一昨年、吉野山の桜見物1 の時に、ツアー会社が昼食に渡してくれたのが柿の葉弁当でした。

 

 

 BIGは標高が850mだから紅葉はこれからだが、もう一週間もすれば、ここも紅葉真っ盛りになる。

 

 

 私はBIGで柿の買い物をすませ、192号線(ビーナスライン)をバイクで帰ってきた。上の写真はバス停滝の湯前だ。御覧のように紅葉で飾られている。ここにバイクを停めて、カメラを持ち出した。

 

 

 この地続きに昔ホテルハイジがあったのだが、その土地と建物は戸部商事という会社に買い取られて、新しくホテル ドゥ ラルパージュ(HÔTEL de L‘ALPAGE という新しいホテルが建築中だ。昔のホテルハイジは坂道下から細い道を登ったものだが、新しいHotel de L’Alpageはホテルの裏側のバス停に新しく門を作った。宿泊料は一泊10乃至30万円だそうだが、こんな高値ではたして泊まる客がいるのだろうか? まず、外人客狙いだろうね。

 

 

 旧皇族家異聞抧çı⁄æŠ‘çŁ°è†ž.xlsx (kourajimusyo.com)という記事を読むと、昔のホテルハイジの経営者東伏見韶俶⑦氏が老齢引退されて、東伏見家の地所が戸部商事に渡ったことがわかる。

 

 

 ホテルハイジは日本で唯一のスイスホテルであった。昔はよくこのホテルを使った。あの頃の裕福な自分をを思い起こすと夢のようだ。

 

撮影:2010/09/11 ホテルハイジにて。

 

まだ7か月だった孫を連れて娘夫婦が蓼科に避暑旅行に来たので、ホテルハイジで食事をした。広大な庭園が素敵だった。天皇陛下御夫妻(当時の皇太子ご夫妻)を含め、多数の皇族方がこのホテルに泊まられた。皇太子ご夫妻には所謂「おっかけ」が付き纏い、皇太子妃雅子様が可愛いと言って撫でた近所の犬は、触られた部分の毛が追っかけ族により刈り取られた事件も起きた。

 

 

動画:https://youtu.be/aJbx6X1rkec 

 

 

 こういう孫の思い出もホテルハイジと重なっている。

 

 

 ここを真っすぐ進めば滝の湯だ。滝の湯も一時は寂れていたが、経営者が変わり、元気を取り戻し始めた。私はここでまたバイクに乗って、私の家のある城の平へ帰るのです。どうでも良いことなのだが、私のバイクが可愛い。

 

 

 城の平も紅葉で美しく飾られている。

 

 

 私の家を北側から眺める。ここは標高1450mだから秋の到着が遅い。

 

 

 私の庭のノムラモミジ(濃紫紅葉)の木だ。一年中赤色なのだが、これから落葉の前にもう少し赤くなる。すぐ左に山もみじの木があるのだが、山もみじの紅葉はもうすこし後だ。山もみじが紅葉すれば、私の家は周囲が真っ赤に彩られる。その頃には私は別府に移っているので、私自身はこの紅葉を楽しむことができないのは残念だ。

 

 ということで、今日の紅葉狩りはおしまいです。

 

 

 では皆さま、御機嫌よう。