2024_10_03 山の散歩 秋色

2024/10/03

 しばらくホームページはお休みしていた。

 

 

 普通のホームページには飽きたので、Youtubeに切り替えようと思って、Adobe Premierを色々ためしたのだが、Premierはどういうわけか壊れてしまったので、今風に無料ソフト「Shotcut」を使ってトライしてみたのだが、操作がややこしくていまだ成功していない。

 

 

 相変わらず毎朝1.5時間あるいは2時間山を歩いている。標高差140mの山を登っては降りる散歩だ。

 

 上の写真はマムシ草だ。これが咲くと秋になったなあ、と感じる。

 

 

 散歩のスピードだが、体重が75kgsより70kgsに減ったので身体が軽くなり、スピードが早くなった。一昨日は新記録1時間29分を樹立した。

 

 

 この辺りの別荘で一番素敵だな、と感じる建物がこれだ。城の平第一期、昔の静岡銀行の別荘が建っていた広大な場所だ。眺めていて、この建物がこの辺りではthe bestの建物だ。

 

 

 これを過ぎて坂道を上がっていくと、せせらぎを渡る。

 

 

 これは江戸時代にできた用水路で、大河原堰13_whis.pdf (maff.go.jp)という。100mほど堰沿いの小道を登ると、取水口に到達する。上の写真で御覧いただけるように、水門を作り、余分な水は滝の湯川に落ち零す設計になっている。これ世界遺産になっているのではないかなあ。

 

 散歩に出る時間を朝6時と決めているので、まだ薄暗い。

 

 

 ここを過ぎるとかなりの勾配の急坂になる。

 

 

 体重が減って身体が軽くなったので、すいすい登る。登っていても気持ちが良い。

 

 

 しばらく登ると、門柱の代わりにイギリスの女性像をおいてある別荘に辿り着く。この別荘のところからの眺めが良い。

 

 

 方向は南。左に見えているのが南アルプスの北岳(3193)、富士山に次ぐ日本第二位の高山だ。その右隣が甲斐駒(2967)だ。その右手に見えるのは仙丈ケ岳(3033)。実にくっきりと眺められる。使用したカメラはNikon J5 標準ズームレンズ付きだ。昔の安いカメラだが、Adobeを使えば、このように素晴らしく美しく撮れる。齢をとった老人にはこの絶妙に軽いカメラが最適なのだ。

 

 

 山ぶどうがなっている。

 

 

 山ぶどうの葉っぱに秋色がにじみ出ている。なんとも美しい山の色だ。

 

 

 

 栗も最盛期だ。

 

 

このあたりには栗の木が沢山あるが。御覧のように実が小さい。食用にはならない。食用の栗は小布施に行ったほうがよさそうだ。もちろん、当地でも食用の栗はスーパーに行けば手に入る。だが、蒸すのに時間がかかりすぎるし、剥くのも面倒だから、私は食べない。

 

 

 そこからまたひとしきり登る。上の写真が天辺で、そこはビーナスラインだ。ロードポスト100の地点だ。ビーナスラインには街灯があって、街灯に番号が付けられている。上の写真の地点は街灯ナンバー100なのだ。

 

 

 ここから私はビーナスライン沿いに山を下りる。石臼台まで下るのだが、途中で見晴らしの良い場所が一か所あって、次だ。

 

 

 木曽御嶽山がくっきりと見える。この山の左端が何年か前に水蒸気爆発した峰だ。11年前に私はこの山に登った。kisoontake (lcv.ne.jp)。私が73歳の時だ。懐かしい。

 

 

 

 私は石臼台をくるりと回って、山を下りてくる。これが私の朝の散歩だ。全行程約6kmという所かな。

 

 

 城の平第三期まで降りてくると、誰も住んでいない別荘の家の前の切り株に「猿の腰かけ」が生えていた。山でなければ見ることのできない秋の風景だねえ。

 

 

 

 では皆さま、御機嫌よう。

 

 

YouTube版:蓼科 朝の散歩