仏鉢供養・菩薩交脚像
アフガニスタン
片岩
3~4世紀
矢野鶴子氏寄贈
中央の鉢は釈尊が四天王から各一つずつ受け取って重ねたもの。口縁の刻線は重ねた様子を表現しています。左右の脚を交叉させて坐す菩薩は弥勒菩薩。釈尊の鉢は後継者である弥勒菩薩が思惟を続ける兜率天(とそつてん)に至ったといわれます。ガンダーラには仏鉢があったと法顕や玄奘が記しています。
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