筋湯2

2019/05/06

 

 

 さて、筋湯温泉に着きました。ここが私の目的地なのです。

 

 写真:筋湯温泉絵地図。停留所案内板から。

 

  案内板では誇張されて書いてありますが、実際行ってみると実に狭い小さい温泉地で、5分もあれば通り抜けられそうな小さい温泉地帯です。

 

上の案内板の中央やや左のバス停で降車して、狭い道を(上の地図では右手に)進みます。山の上に鉄筋コンクリート造りの堂々たる温泉旅館九重悠々亭がみえますが、これは無視して真っすぐ進む。ごちゃごちゃと昔の温泉地らしい狭い道路を抜けると、深い掘割川を越して「うたせ湯」に到着です。すぐそこという感じです。

 

写真:うたせ湯の手前の川。うたせ湯の建物は左手。

 

 写真:うたせ湯玄関。

 

  たしか玄関右手の機械に¥300を入れると、ゲートが回転する自動ドアだったはずなのですが、この機械が壊れていて、むくつけき男性が路上で料金を徴取していました。

 

 入ると右手に狭い脱衣所があり、引き戸をあけると湯浴み場です。

 

 写真:うたせ湯。浴室。長年の労働で凝りかたまった筋肉を高さ3mの太い湯滝二本でほぐしています。

 

  実際に湯滝に当たると、かなりの衝撃を感じます。昔からこのようにして労働の疲れをほぐしていたのに相違ありません。

  

 私の知っているもっとも凄い湯滝は秋田県の川原毛地獄の温泉滝です。

 

 写真:川原毛地獄の滝湯。この滝は高さが10mほどありますから、

 真下の湯壺で湯滝に当たると雷に打たれるような猛烈さです。

 

写真:湯壺。底は細かい砂地なので安心ですが、衝撃度が強すぎて、1分も立って

おられない。ただ、湯の温度は適正です。ちなみにこの写真を撮ったのは

2008/09/18この温泉に浸かった人は皆快哉を叫びます。衝撃度が凄いのです。

押し込められた心の反動でしょうか、バンザーイと叫びたくなります。