棟方志功記念館でタクシーを呼んでもらい、青森駅に向かう途中で、そういえば善知鳥神社があった、と思い出し、新町通りに入ったところで運転手さんにお願いして、神社に行ってもらいました。
神社に入る前に、まず棟方志功生誕の地がすぐ近くにありますので、ここに立ち寄り、
写真:棟方志功生誕地の記念碑から
善知鳥(うとう)神社善知鳥神社 - Wikipediaです。昔は青森県社だったという青森県では最大の神社なので、私は神前で真剣にお祈りをして、妻の当病平癒を願い、木箱入りのお守りを購入させていただきました。それにしても善知鳥ウトウ - Wikipediaがどうして「うとう」と読めるのか疑問ですね。大昔に善知鳥中納言安方という人がいたのだと、神社由緒には書いてあります。
善知鳥神社で祈願したあとは、ブラブラと新町通りを歩いて駅前に出て、
駅前のカフェで軽い昼食とわずかのビールを頂きました。わたしは疲れてくると平生飲まないビールをわずかに口にするのです。すると、不思議、元気が蘇ってくるのです。
はじめの予定ではホテル青森で三泊する予定だったのですが、青森に来たからには酸ヶ湯にどっぷり浸からなければ来た甲斐がない、とそう思い、酸ヶ湯の一泊二食棟で泊まることにし、往復のバスも予約しました。
バスは青森商工会議所の前に来るのです。駅からほんのちょっと離れています。
送迎バスの内部。バスはすぐさま山道を登り始める。酸ヶ湯まで約1時間かかる。
車は豪雪地帯に入っていく。
そうしてやっと辿り着いた酸ヶ湯。
看板も大層に年期が入っている。私はこの前この温泉に来たのが2003年10月だから、ざっと20年ぶりの訪問ということになる。懐かしくてたまらない。
入り口で佞武多(ねぶた)の鍾馗様が出迎えてくれる。
中庭は雪とつららの大合唱。
昔と変わらない千人風呂です。この大浴場には合計三回入湯しました。昔と違って長湯はできませんので、短く三回でした。左奥の湯滝は湯量が足りず、「使い物にならない」感じを受けました。コロナの所為でしょうが、入湯客は多くありませんでした。
画像:シドの温泉日記
今回初めて男性客用“玉の湯”に入りました。私の泊まった一泊二食棟が新築だったので、この湯もそのときに造られたのでしょう。新築で清々しい思いをしました。この湯がもっとも落ち着けました。湯の肌触りも良いし、この湯が最高でした。湯口に黄色の湯の華が付いていましたが、無臭でした。
2022/01/26(水)
前々日にパソコンで取った予約でしたが、どうやら私の泊まった一号館がこの旅館では最高級の宿泊棟だったようで、居心地はとても良かったです。壁には棟方の水彩画がかかっているし、ベッドランプもとても高級でした。カワセミという部屋でしたけれど、この部屋がひょっとしたら最高級?
よくこんなランプを見つけてきたものですね。
朝食会場はこんな具合。
食べ散らかした後で、申し訳ありません。
ホテルの帰りの一番バスが9:20発だったのでこれに乗り、
途中で岩木山見物スポットもあったのだが、これも素通りして、
まるで、遊園地のジェットコースターに乗ったようにバスは疾走する。こうして青森駅まで帰ってきました。
PS
今年の青森市の積雪は、2月に入ってから大幅に増えたようですが、例年大規模な除雪作業を行っているようです。
青森市の除雪作業の一例をYouTubeから取り出してみます。