2020/11/14(2008/10/31)
最近コロナの影響で遠出をすることもなくなり、ネタ切れになってきたので、古ネタを発掘することにしました。
なんと12年前の映像だが、素晴らしく美しい。2008年10月31日撮影 福井県大野市刈込池 by Nikon D40
下に掲げるのは白山の地理院地図ですが、石川県からの通常の登り方は、西側から手取川を遡るのです。富山県人は東側から大白川ダムから登るのです。福井県、岐阜県からは南側三ノ峰経由ということになりますが、昔はともかく、現在はこのルートは使われていないようです。
画像:地理院地図2020
刈込池(赤丸)は、福井県大野市所在なのだが、美濃街道のJR越美北線の勝原駅より鳩ヶ湯(鉱泉)を目指して打波川を遡る。鳩ヶ湯を通り越して細い山道を終点まで車を走らせる。終点の駐車場より急な崖路(点線)を登る。
画像:地理院地図2020
湖面に逆さに写り込んでいるのが白山の三ノ峰だ。
フランスの印象派でも、こんなに美しくは描けないだろうね。
湖面に浮かぶ落ち葉か、あるいは水中植物か? 何か知らん、引きずりり込まれそうな怪しい魔力がある。
この暗い水面の下になにが隠れているのだろう。
帰り道の佇まいも素敵だ。なんとまあ綺麗な池だねえ。
それに、私のことになるが、昔は立派な機材を使っていたものだ。昔はお金がなかったから、カメラはD40という安物だけれども、レンズはAF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VRという名前の2008年1月に発売されたばかりの高性能レンズで、アドべで加工すると、ぞっとするような美しい写真が撮れた。
車の免許も返納したし、脚のバネも効かなくなっているから、もう今となっては刈込池への登山は無理だね。だから、昔の写真を引っ張り出してきた。
YouTubeでも紅葉の時期にはこの刈込池がしばしば登場する。
では皆さま、御機嫌よう。