2022/06/29
実際の訪問日は2006/04/05です。
温泉地は「とうせんじ」と読むのです。温泉地と書くけれど、実際は十津川村の役場があるから、十津川村の中心ということになりますね。
役場横の橋を渡って、少し坂を登ると公衆浴場「滝の湯」があります。
何の変哲もない山の中のように見えますが、温泉に入ると吃驚。
水仙がお出迎えしてくれる中を進むと、露天風呂です。
小さな露天風呂ですが、驚いてはいけません。
木の柵の向こうは谷川で滝が落ちています。
なんという豪快な温泉でしょう。気持ちが健やかで晴れ晴れします。スカッと爽やかというところかな。
内湯はこんな具合。小さいけれども、なんともいえない清々しい思いをさせてくれる温泉でした。
私の日記にはこう書いてあります。
11時44分温泉地滝の湯に到着。665km(明日香村の出発時は555km)。ここの露天風呂はきわめて良い。滝の横というロケーションもよいし、プーンと匂う硫黄の香り。ここは満点。
それに加えて、十津川の風景が素晴らしい。
役場横の橋から撮った十津川です。瑠璃色の川に滝が落ちています。まるで日本画を眺めているような素晴らしい雰囲気です。
役場からさらに168号線を下っていくと、こういう景色になります。
まるで水墨画に色彩をつけたような具合。幽玄さ。わたしはその美しさに圧倒されました。