肥後特撰干し柿

2018/12/24

 

 

富士柿は12月中旬に突然市場から姿を消すが、その後に現れるのが干し柿。

 

 

 

最近、別府のスーパーへ行くと私がいままでまったく目にしたことのない干し柿が売られていることに気が付いた。

 

 

 肥後特撰ほし柿と書いてある。

 

 

 

ところで、干し柿で私が知っているのは、

 

1.      市田柿 長野県飯田地方

 

画像下條村観光協会

 

 

2.      枯露柿 甲州産(塩山)

 

画像

 

 

3.      枯露柿 石川県能登地方 (枯露兵衛『ころべえ』)

 

画像石川県志賀農業協同組合

 

 

 ところが別府で売られているこの干し柿は上の三種類の干し柿とは決定的に違っている。

 

まあ、見てくださいよ。この包装!!! セロファンで六個を包装したのち、ころころした柿を動かないように、ピンク色のセロファン紐で上から縛ってある。

 

 スーパーでの売値は6個で¥780でした。

 

 

一個を取り出してしげしげと眺めてみると、この柿は、枯露柿と違ってふっくらとしてジューシーですね。食べてみると案の定、水分が多くて「干した柿」の定義にはあてはまらないかも。

 

 

 いったい誰がこんな美味しい柿を作っているんや、と好奇心いっぱいで包装を裏返してみると、書いてありますよ。しっかりと。

 

                            熊本県宇城市豊野町上郷2341-2

 

                            押方 勉

 

 

 

 熊本市より南で、宇土市と八代市の間。とんでもない山間地ですが、あらゆる種類の果物が生産されるフルーツ王国らしいですよ。

 

 

 

 この他にも和歌山県紀の川に「あんぽ柿というのがあるんですって。

 

 興味のある方は次を見てくださいな。 

                            食べたものを記録しています。

                    

  肥後特撰干し柿の作り方については次 

                            Masamiの日記

                            

 

 

 

 世の中に美味しい柿は、富士柿だけではないんですよね。はい、しっかり勉強しました。

 

 

 

 

 

 では皆さま、御機嫌よう。