2018/12/09
午後2時開演の演奏会で、クリスマス・ソングを聞いてきた。場所は私のマンションから別府公園を隔ててすぐお隣のビーコンプラザ。当日券は千円だった。
どうしてこのコンサートを知るにいたったか? ビーコンプラザにはロケットの発射台のような急角度の打ち上げ装置があって、別府市に来た人ならだれでも知っている。このロケットに乗って宇宙へ飛び出してみようと考え、100mの高さの発射台への乗り方を調べていたら、このコンサートに行き会ったというわけ。
楽団は別府市民フィルハーモニア管弦楽団、指揮は後藤龍伸。合唱団は混声合唱団歌輪。
曲目は:
オッフェンバック 「天国と地獄」序曲
ケテルビー 「ペルシャの市場にて」
ビゼー 「アルルの女」から「メヌエット」
チャイコフスキー 「くるみ割り人形」から「花のワルツ」
アンダーソン 「そりすべり」「クリスマス・フェスティヴァル」
休憩
公共合唱組曲「富山に伝わる三つの民謡」より
「プロローグ」
「こきりこ」
「むぎや」
ヘンデルのオラトリオ「メサイア」より
第1曲「序曲」
第3曲「田園曲」
第44曲「ハレルヤ」
第53曲「屠られ給いし仔羊こそ・アーメン」
「富山」はまったく想像もつかない駄作だった。麥屋節の片鱗も出てこない。くだらない。
そのほかはまあまあなのだけれど、パンチが効いてないな。だらだらした演奏だった。
次の期待できる演奏会は、2月14日、大分市iichikoグランシアタでの日本フィル演奏会。曲目は
ムソルグスキー 「モスクワ川の夜明け」
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」
ムソルグスキー 「展覧会の絵」
指揮者は藤岡幸夫
ピアノの萩原麻未が有名らしい。
これ聞きに行きたいが、S席¥7000で高い。
思い出したが、先週2日(日)、別府駅のコンコースでクリスマス・コンサートを大音響で演奏していたのはこの楽団ではなかっただろうか。あのときのほうが、狭い場所で大音響で演奏していたから腹がでんぐり返る迫力があったね。まことに音楽というものを魂の奥底に叩き込むような激しさがあった。それにくらべると、本日の大ホールでの演奏はなよなよしている。お上品だ。