2022/12/27
話がややこしくなりますから、詳細はばっさりと切り捨てて、私は昨日、幸子さんのお子さん「かおる」さんのためにご接待の計画を立てました。
「かおる」さんは、父親の弘さんと母親の幸子さんが亡くなられたあと、必死の努力を重ねられて、今や京都の超一等地、岡崎の平安神宮の前の豪華マンションに住んでおられるのです。
私が気掛かりなのは、恩のある弘さんにたいして、私がいままでなんの恩返しもしていなかったことです。これでは極楽の門を入ったときに、私の顔が立ちません。
そこで、一月末に彼女を私の故郷である金沢にお招きして、金沢の料亭 金城樓【公式HP】 でご接待することにしました。せめてお詫びの言葉を一言でも申し上げておかねばならない、と思ったのです。
私は、今から5年前に金城楼へ昼食に行き、とてもとても満足させられた経験があるものですから、今回も金城楼に決めたのです。
画像:2017/11/09 私の孫。右側が当時の金城楼の大女将。食事よりも大女将の御召し物、ご接待の仕方に感激しました。見てください。袖下の内着に見える赤い斑点模様の優美さ。帯締めの赤と灰色のコンビ。粋の極みです。大店でしか味わえない雰囲気ですね。
画像:器も輪島塗の最高級品で、
画像:大女将はこんな感じ。
画像:治部煮も出たし、
画像:そのとき孫はお料理そっちのけで、PC遊びに夢中で、
画像:当時は妻も元気いっぱいで、料理を美味しく召し上がられたものです。
だから、懐かしい金城楼に今回もまた是非行きたいと思い、金城楼を選びました。
かおるさんは当然金城楼を知っておられ、このアレンジを喜ばれました。これであの世で父や、従兄の弘さんに会うときにも、間抜けなところのないご挨拶ができそうです。
これをもって本年の私の活動の最後の締めくくりといたします。私は、夢か現か、訳の分からない状態ですが、これでなんとか安心した気持ちで歳を越せそうです。