2024/04/22
4月13日、いつものように3番バスを扇山公民館で降りて、ぶらぶらと歩き、境川のほとりに出た。
視線を上にずらすと、鶴見岳の巨峰が聳えている。山肌に桜の木が点々と花を咲かせている。ロープウエイの頂上駅が見える。35mmのフィルムカメラだと超望遠でないと、ここまではっきりとはうつらないが、動画だと結構美しく撮れる。感嘆!
この日、私は珍しく、別府の街を海岸縁迄降りて来て、別府港のヨットハーバーに来た。シングルセールのヨットが沢山係留されていたので何事やならんと覗きにきたのだ。手前に広がるのは北浜公園で、中央やや左の白い建物は、ホテル・エール。中央やや右の灰色まだらの建物は最近新築された界 別府【公式】 | KAI Beppu だ。界別府から見下ろせば、北浜公園や北浜ヨットハーバーなどの景観が見下ろせる。ここは別府の港地区の一等地なのだ。
全国各地の県立海洋科学高等学校からのヨットが整然と並んでいる。大分県にも大分県立海洋科学高等学校 - Wikipediaがあって、学校の所在地は臼杵である。
今日は各地の海洋科学高等学校が集まって競技会をやっているようです。シングルセールだからディンギーという一番小さなクラスのヨットです。別府港沖でコンテストをやるのでしょう。寒くもなくなったし、かと言って暑くて困る気候でもないから、ヨット遊びにはちょうど好適な天気ですね。
私も久しぶりにセーリングをやってみたいと思いましたが、やはり身体の都合が許さないでしょう。
臼杵の海洋科学高等学校は小さいけれども、漁業実習船も持っているようです。500tの新大分丸です。
夢と希望をもって未来へまっしぐらの意気を感じて嬉しくなりました。若ければ、私も実習船に乗りたい、と感じました。
日付は変わりますが、
4月20日はなにも予定のない日だったので、少し長く歩こうと思い、36番湯布院行の7:39発のバスに乗り、堀田温泉前で降りて観海寺通りを降りてきました。
別府の街は扇山という扇状地を目印にして、扇状地の南側と北側に活断層が走っており、このうち南側の活断層は目に見える巨大な断層があって、この下から温泉が湧いているのです。堀田温泉、観海寺温泉、別府温泉、浜脇温泉が南側活断層に属しています。観海寺温泉に登るときに巨大な岩盤が見えますが、それが観海寺地区の目印であります。
観海寺通りというのは、この岸壁の上を通る道路であって、有名な杉乃井ホテルというのは、この観海寺通りに建てられているのです。
今日はこの観海寺通をブラブラ歩いて降りてきます。老人だから、時間はたっぷりあるから、急ぎません。疲れると、要所要所にベンチがあるから腰を下ろして休みながら降りてくるのです。
道端に花が咲いています。まるでお花畑の中を歩いてくるような感じです。
今日は杉乃井ホテル旧館前から崖下を流れる朝見川を見下ろしました。崖面に咲いているのは藤の花です。御覧の通り、観海寺通りは絶壁の上にあるのです。