2024_04_25 スマホ不調

2024/04/25

 

 一年前に息子がXperia 10 ⅳという名前のSONYの携帯を買ってくれた。前の機種は中国製のHUAWEIで、これが故障ばかり起こすので不便極まりなかったから、代替品として買ってくれたのだ。

 

 他人が買ったものだから、Xperia 10 ⅳのどこが良いのか悪いのかさっぱりわからないまま。ただし、Xperia 10 ⅳに替えてからはトラブルが一切起こらなくなった。

 

 

 だからおっかないから、この携帯のカメラ機能には一切手を触れていない。壊すと息子に怒られる可能性もあるからだ。

 

 私は別に介護を必要な老人ではない。養老院に入る希望も必要性ももたない。元気に歩けるし、多少おっかなびっくりだが、旅行にも出かけられる。

 

 では人並みか?と問われると、「人並ではない」。すぐに疲れる。午後に少なくとも2時間は睡眠をとる必要がある。自動車は持たないから、遠距離はバスを多用する、というよりは、バスに頼り切りだ。

 

 

 だからね、なにごともスローになるのだ。

 

 

 さて、本日はなにが起きたかということなのだが、実は携帯の画面が出なくなったのだ。

 

 と言っても、この携帯を充分使いこなせているわけではない。時々使う電話の他は使っているのは、YouTubeだ。ベッドに入った後、手持無沙汰を解消するためにYouTubeを見て楽しんでいる。つまり、私は電話とYouTubeしか使っていないのだ。逆に、YouTubeがあるから私はテレビを持つ必要がないのだ。

 

 だが、ときどき思うのは、「ポツンと一軒家」を見たいなあ、と思う。

 

 

 

 

 ポツンと一軒家を見ていると、山奥で一人っきりのお爺さんとかお婆さんが、細々と暮らしている樣が映される。この光景が私の立ち位置と重なっているものだから、見ていて楽しいのだ。

 しかし、「ポツンと一軒家」が必需品かと言えば、そうでもない。

 

 要するに、私は夜ベッドに入ったときに、話し相手が欲しい。その時に、スマホでYouTubeを見るのである。

 

 そのスマホが壊れてしまったのだ。音は出るのだが、画面がでないのだ。

 やれ、困った。

 

 私は別府で一人用のマンション暮らしだから、友達がいない。どうしたらいいのか相談する相手がいない。

 

 「スマホで困ったときに開く本」はもっているのだが、この本のどこをどう探しても、この症状に対する解決法が書いてない。

 

 マイクロソフト画面やGoogle画面で検索をかけてみるが、ヒットしない。

 

 

 さあ困った。こういうとき異国に住む(と自分で思っている)老人は対応に困るのである。

 

 電話で相談に応じてくれるところがあれば、有難いのだが、そういう電話窓口も知らない。スマホの購入時に息子が送ってきたXperiaの箱と保証書を調べたが、何一つ手掛かりはない。

 

 そこで思いついた。XperiaNTTDocomoなのである。Docomoの相談窓口に行けばよい。そこですぐ行動に出た。

 

 

 別府のDocomoは第三埠頭の先の南須賀入り口にある。ここの予約係(24時間対応)に電話をしたら、簡単に予約は取れた。

 

 

 世の中は激変している。電話で予約をとるのも自動音声通話で予約が取れる。簡単だ。

 

 

 別府駅からAPU行の50番バスに乗って南須賀入り口で下りたら、なんと、目の前にDocomo Shopがあるではないか! Lucky !

 

画像:GoogleMap,2024

 

 結論から言うと、女性の係員が応対して下さって、あっという間に問題を解決して下さった。

 

 トラブルの発生源はDocomo契約の容量(例えば50GB)を使いきってしまったことにあるので、普通はDocomo契約番号に基いて、追加料金を支払うと、画面は回復する。ところが私の場合はDocomoとの契約が見当たらない。だから、

 

1.     月末まで待つ。すると次の月の容量50GBが新しく開始されるから、画面は51日から回復する。

 

2.     原契約に基かなくても、Wi-Fiを使っているのであれば、Wi-Fi回線でYouTubeは使用することができる。

 

 

・・・・・という回答だった。解答は迅速で分かりやすかった。

 

写真:青山中学校前から別府湾を眺める。手前の川は境川。青屋根はホテル別府パストラル。

 

 私は自分で契約したわけではないから、実のところ、「ギガバイト」縛りなどという概念はもっていなかった。 Docomoとの契約は私名義でも、息子名義でもなかったから、Docomoさんも手の打ちようがなかった。だから一時金を支払って、容量の変更をすることは実行できなかった。

 

 とすると、原因はWi-Fiである。私の家のWi-Fiは一か月前にInternet回線に故障が生じたので、この期間にWi-Fiを切ってスマホのDocomo回線を使うようにしたのが原因だったのだ。

 

 

 そこで早速家に帰って、Wi-Fiルーターを接続したところ、見事に画面は回復した。

 

写真:Wi-Fiルーター

 

 私が今回肝に銘じたことだが、スマホでトラブルに見舞われたときは、かならず、(自分で解決しようという奢った心は捨てて)Docomo Shopと相談することだ。これが一番手っ取り早い。おまけにDocomo Shopは費用がタダである。

 

 

 世の中は私たちの時代と違って、電脳時代になっている。老人が頑張ってみたところで問題は解決しない。解決法は現代の若者が使っている簡易法である。このケ-スのように、「Docomoと相談する」である。この点がわかっただけでも、本日の収穫は大きい。

 

画像:別府市鶴見地区の六地蔵

 

別府市には柵無しの墓地が至るところに在って、写真のような六地蔵もしばしば見かける。

 

 解決法が分からないといって苦しむのは、生き地獄である。生きているうちに地獄に落ちるのは、時間の浪費だ。地蔵菩薩 - Wikipediaはこの世にいる、と考えたほうが良い。Docomo様が、この場合、この世の地蔵菩薩なのだ。

 

 

 では皆さま、御機嫌よう。