2020/09/05
私の蓼科の家にはテレビがあるので、LCVというプロバイダーの提供する有線テレビが利用できるようになっている。
この有線テレビには恩典がひとつあって、スーパードラマという番組が利用できることだ。
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この有線放送の番組の内、もっとも楽しいのが、NCIS犯罪捜査班である。アメリカのCBSが作成したドラマで、先にコラムでちょっと紹介したことがある。
あまりにも楽しいので、昨年は茅野の街のGEOまで降りてレンタルCDを借り、シリーズ10まで楽しんだ。アメリカではすでにシリーズ17あたりまで進んでいるらしいのだが、不思議なことに日本ではシリーズ10以降は発売されていない。
最近有線放送で、シリーズ6以降10までを、土曜日曜の午後に、連続6時間一挙放送しているので、この放送を食い入るように見ている。
NCISにも三種類があって、
があるのだが、見ていて楽しいのは「NCIS 犯罪捜査班」である。登場人物に個性があり、
筋立てが緻密で、論理的である。一人一人の人物の行動が見事に論理立てられており、隙がない。
総監督はDonald P. Bellisarioらしいが、どんな男だろう?
画像: ペンシルベニア州コークバーグ(英語版)で生まれる。
父親はイタリア系、母親はセルビア系である。
登場人物のなかでは、マーク・ハーモン演じるジェスロ・ギブスが特に素晴らしい。
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NCIS 犯罪捜査班に比べると、NCIS LAとNCIS New Orleansは筋立てが甘すぎて、天国と地獄ほどの差がある。
だがシリーズ10より後の作品は、多くの魅力ある人物が退役して、ガスが抜けた状態になっているらしい。残念だ。
スーパードラマで最近ひどく楽しいのは、 Startupである。
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9/23(水)15:30スタート!
【二カ国語版】毎週月曜~金曜15:30(2話連続)
海外ドラマhttps://dramanavi.net/db/drama/detail/113/の解説を引用しよう。
2016年 / アメリカ
あらすじ
犯罪都市マイアミで、生まれも育ちも全く違うITの天才と銀行家、ギャングの3人が、仮装通貨”ジェンコイン”の新規ビジネスを立ち上げるためチームを組む。人種の壁、ギャング間の闘争、過去の過ち、大企業からの搾取など、負の連鎖から抜け出すためにもがき苦しみながら結束していく様がスリリングに描かれる。
見どころ
マーティン・フリーマンが、本作では自己中で腐敗したFBI捜査官を演じている。ハイチ系ギャングのリーダーとして出演しているエディ・ガテギ(『ブラックリスト』)の本作における存在感は大変大きく、期待や失望、痛みや愛情など、微妙な感情を上手に表現し、もっと先を見たい!と応援したくなるドラマ。
フリーのIT技術者イジー・モラレス/Izzy Morales、
仮想通貨ジェンコインの開発者。
7年がかりでシステムを構築した天才。
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若き銀行家ニック、父親が裏世界の住人。
数百万ドルの裏金を託されてしまう。
一見まともそうだが、決断力に欠ける小心者。
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ギャングの幹部ロナルド、クールで残酷な面あり。
組織から抜けたいと思っている。
人間的には良心も併せ持っているある意味まともな男?
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ニックの父アンドリューの旧友ウェス・チャンドラー。謎に満ちた大富豪で、冷静沈着で他人を探ることに長けた不屈のビジネスマン。あるきっかけでニックと出会い、ニックたちの計画に協力していくこととなる。
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自己中で腐敗したFBI捜査官フィル・ラスク。ニックの父アンドリューの不正の証拠を押収し、逮捕しない代わりに金を半分渡すよう脅す。すでに関係が壊れているシェリルとの間にフィンリーという娘がおり、彼女のことを大切に思っているが……。
筋書きは荒く、NCIS 犯罪捜査班に比べると緻密ではない。だが、その荒々しさのなかに、最新のIT産業の「やくざ的本質」がガサツに描かれていて、大層に楽しい。エディ・ガテギ (Edi Gathegi)が演じるハイチ・ギャングのボス役が素晴らしい。
スタートアップはシーズン3までは公開中だが、シーズン4は詳細不明。