2021/08/25
先日、20日に茅野の街に散髪に出かけ、その帰りにGEOへ寄ってDVDを10枚借りてきた。
昨日見終わったのだが、そのうち深く印象に残ったのは次の四枚だった。
Bugsy
ベンジャミン・シーゲル - Wikipedia(英語: Benjamin Siegel、1906年2月28日 - 1947年6月20日)はアメリカ合衆国のギャング。渾名はバグジー (Bugsy)。
本物の写真はこれ。
映画のBugsyはこれ。
素晴らしい映画だが、映画のエンディングでVirginia Hillがくすねた200万ドルをスイス銀行に預けたというくだりが、気にかかる。ラスベガスのやくざの女が一人でスイスの銀行に預金するなんて知恵を持ち合わせているはずがない。不自然だ。
ひどく古い映画だが、この映画の音楽もエンニオ・モリコーネだというから驚く。キャストも素晴らしく、アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、リノ・ヴァンチュラで、筋書きも隙がない。最後の最後までよく引っ張る。
この作品もエンニオ・モリコーネから引き出した。エンニオ・モリコーネという人はこの時代の名作といえる映画作品に引っ張りだこだ。エンニオ・モリコーネが鬼才といわれる所以だ。
キャッチミー・イフユーキャン キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン - Wikipedia
フランク・ウィリアム・アバグネイル ジュニアフランク・アバグネイル - Wikipediaの自叙伝の映画化らしいが、アメリカという国はとんでもない秀才が犯罪世界に紛れ込んでいるのですね。この映画を二度丁寧にみると、孫に「学校で優秀な成績を収めよ」と云い辛くなる。
レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス、ともに好演。見ていて飽きない。
エンニオ・モリコーネが音楽を作ったのは、ほかに
ニューシネマパラダイス ニュー・シネマ・パラダイス - Wikipedia
がある。この次GEOに行くときに借り出そう。
どうやら私は、アメリカのギャング映画に心惹かれる習性があるらしい。年齢が80歳を越したのだから、世間体を気にせずに、どんどん昔の素晴らしいDVDを掘り起こしたい。
今日一日、私は朝からDVDを見続けた。嬉しい一日だった。
では皆さま、御機嫌よう。
PS1
今回最低だったのは、The Matador The Matador - Wikipedia。
ヒットマンを務めるPierce Brosnanが最低だった。
PS2
8月27日テレビ東京の午後のロードショーで見たが、クリント・イーストウッド主演の「許されざる者」許されざる者 (1992年の映画) - Wikipediaが素晴らしかった。
この映画のエンディングを見終わると、「諸行無常 是生滅法」(諸行無常 - Wikipedia)いわゆる無常解を思い起こす。「絶対唯一の存在はない」「一切のものは流れ動く」の意だが、後半の解を引き出す雪山童子は西洋には存在しないから、この映画の結末はないに等しい。