2021/06/11
画像:前宮でのタクト。左に見えるのは前宮二之御柱。御柱の手前の草むらの中に清冽な水流(水眼「すいが」と読む)が流れている。あたり一帯がとてもしっとりしており、私が好きな雰囲気だ。春宮と同じような田舎田舎した雰囲気がある。
私は老齢なので、一昨年自動車免許を返上した。返上してから気がついたのだが、車なしではゴミを捨てるための手段がない。。そこで鮫洲へ行って原付免許を取り直し、蓼科居住用に50ccのホンダを買った。だから今では交通手段はホンダタクト、これ一つに頼っている。買い物はもちろん。ごみ捨てももちろん。郵便局もタクト。なにもかもタクトに頼っているのだ。原付免許 - dousan-kawahara ページ! (jimdofree.com)
そういうことで、本日はタクトに乗って山を下りた。標高1450mの自宅から山を下りて、標高730mの前宮までひとっ走りしたのだ。6月に入って、暖かくなり、皮ジャンパーは必要なくなった。
画像:地理院地図から
画像:鳥居の後方に十間廊。鳥居の右側の銅色の屋根が内御玉殿(うちみたまでん)。
この辺り一帯の高台を神原(ごうばら)といい、上社の祭祀の中心地であり、御祭神の後裔で諏訪大神の神格を持った生き神、大祝(オオホウリと読む、最高統括者)の居館である神殿(ゴウドノ)とそれに付属する数多くの重要な建物が軒をつらねていましたが、室町時代の中葉に大祝が居館を他に移したので、多くの神殿は消滅し、現在祭儀だけが残っています。(諏訪大社説明書より引用)
立派な神社だ。私はこれまで上社、秋宮、春宮に気をとられ、この前宮には参拝したことがなかった。
この神原より200mほど登ったところに、規模は小さいが上社前宮本殿がある。
諏訪神社についての歴史は古事記以前に遡ると言われているが、上の記述を信じるならば、諏訪大社のなかでは、最古の歴史を持つお社なのだ。
本殿左手に清冽な水眼(すいが)が流れている。
本殿を南方より眺める。
反対側に回って、上社前宮本殿を右側(北側)から眺める。